• TOP
  • 研究会・シンポジウムTOP
シンポジウム

ホウ素中性子捕捉療法の獣医学分野への適応拡大に向けて -取り組むべき課題と異分野融合研究の可能性-

講演・ポスター発表閲覧期間
2021年2月15日(月)~4月4日(日)
オンラインシンポジウム
2021年3月4日(木) 09:50~17:00

京都大学 複合原子力科学研究所は、 放射線治療の1つである、 ホウ素中性子捕捉療法 (Boron Neutron Capture Therapy, 以下 BNCT)研究を、 研究用原子炉からの中性子を利用して、悪性脳腫瘍、 難治性頭頸部腫瘍、 悪性黒色腫等の通常X 線に抵抗性の腫瘍、多発性肝腫瘍、中皮腫等、他の放射線・粒子線治療では狙いにくい腫瘍を対象とし臨床研究を実施してきました。 近年は、病院併設可能な加速器中性子源を用いた照射システムの開発に成功し、複数の医療機関が導入、 治験を実施し、 2020年3月頭頸部がんを対象とした医療機器・医薬品の製造販売承認を獲得しました。 今後より多くの疾患に対して適応されることが期待されています。

BNCTで使用する中性子線は体深部に十分量が到達しない点から、現時点において、BNCTの適応は体表から浅い位置の悪性腫瘍に限られる一方、イヌ、ネコなどの伴侶動物の大きさであれば、どの部位の悪性腫瘍へも十分な中性子量の投与が可能であり、また腫瘍細胞と正常組織細胞の間に、細胞レベルで投与する線量に大きな差を付けることが可能で、原則、1日1回の照射で治療終了です。また、BNCTは重粒子線治療に分類され、伴侶動物の悪性腫瘍で多いとされる肉腫に対して治療効果が期待できます。

本シンポジウムでは、病院に併設可能な小型加速器BNCT照射システムを用いた伴侶動物に対するBNCTの適応について、 諸課題と併せヒトの放射線腫瘍学と獣医学分野における双方向性の学術的な異分野融合研究の可能性を議論したく、皆様のシンポジウムへご参加をお願い申し上げます。

京都大学複合原子力科学研究所・粒子線腫瘍学研究センター長 鈴木 実
大阪府立大学・獣医臨床センター長 嶋田 照雅

発表オンデマンド閲覧期間
2021 年 2月 15 日(月)10:00 から 2021年 4月 4日( 日) 17:00 まで
シンポジウム(ZOOM)
2021年 3月 4日(木) 9:50 – 17:00(会場9:40 から)

シンポジウム参加申込みページからお申し込みください
ポスター発表の参加も お待ちしています(2021 年1 月20 日締切)
ポスター応募フォーマットはこちら

09:50-10:00 開会挨拶
10:00-10:10 ホウ素中性子捕捉療法について

鈴木実 (京都大学 複合原子力科学研究所 教授)

10:10-10:35 サイクロトロン加速器を用いた中性子源の現状について

田中浩基 (京都大学 複合原子力科学研究所 准教授)

10:35-11:00 BNCTにおける18F-FBPA PETの重要性

礒橋佳也子 (大阪医科大学 関西BNCT共同医療センター 講師)

11:00-11:25 明細胞肉腫に対するBNCT適応に向けてのトランスレーショナル・リサーチ

藤本卓也(兵庫県立がんセンター 整形外科 部長)

11:25-13:00 昼食休憩
13:00-13:50 Translational and clinical-veterinary studies of Boron Neutron Capture Therapy for Head and Neck cancer

Dr. Mandy Schwint (National Atomic Energy Commission, Arg)

13:50-14:15 山口大学動物医療センターにおける放射線治療

中市統三 (山口大学 共同獣医学部 教授)

14:15-14:40 小動物におけるPET診療の現状

夏堀雅宏 (北里大学 獣医学部 教授)

14:40-14:50 休憩
14:50-15:15 人と動物のがん克服を目指す比較腫瘍学の去、現在、未来

丸尾幸嗣(丸尾幸嗣 動物がん研究室 代表)

15:15-15:40 岐阜大学における医学と獣医学の橋渡し研究

松尾政之(岐阜大学大学院 医学系研究科 教授)

15:40-16:05 北海道大学における先端獣医療の現状と医獣連携への取組み

滝口満喜(北海道大学大学院 獣医学研究院 教授)

16:05-16:55 討論 及び 総括
16:55-17:00 閉会挨拶

こちらのページは、2021年2月15日の10時より閲覧可能です。

当サイトをご覧いただきましてありがとうございます。
こちらのページは、2021年2月15日の10時より閲覧可能です。今しばらくお待ちくださいませ。